シバンムシは暖かい季節に活動する虫で、春から秋にかけてだといつでも発生します。
とくに寒くなり始める前の秋が発生のピークとされるので、目にすることも多くなるでしょう。
単体での寿命はおよそ3ヶ月で、その大体4分の1程度を成虫の姿で過ごします。
そのため1年の間で、何回も世代交代をしながら命を育んでいきます。
そして一世代で、数十個から百個以上の卵を産みます。
したがって放っておくと一気に数が増えてしまう怖れがあります。
なので目に入った時点で何らかの対策をした方が良いでしょう。
冬は幼虫のままで過ごすため、あまり目にすることはありません。
しかし活動のきっかけは気温なので、暖かい環境であれば成虫になることもあります。