乾燥した食品を好み穀類や菓子類などを食害するシバンムシは、世界で2000種類以上が記録されています。
成虫は赤褐色から黒色で、家屋害虫となっている種類も多いです。
シバンムシは物をかじる力が強く、食品の袋や包装材に穴をあけて侵入します。
繁殖していることを知らずに食品を摂取すると、アレルギーの原因になることもあります。
食品以外では畳やドライフラワーなどに繁殖します。
シバンムシの幼虫はアリガタバチを引き寄せます。
アリガタバチは他のハチと同じように人間を刺し、刺された人間はアレルギーを起こすこともあります。
アリガタバチに刺されると痛みだけでなく痒みや腫れも生じるので、シバンムシとアリガタバチを見つけたら早めに駆除することが大切です。