蚊に刺されると赤く腫れて痒みが出るのは、アレルギー反応の一つです。
蚊は血を吸うとき血が固まらないように特殊なたんぱく質を含んだ唾液を出します。
このたんぱく質に対するアレルギー反応には、赤く腫れたるだけでなく、じんましんや水膨れ、発熱など重度な症状に発展してしまう人もいます。
小さい子供や免疫の問題がある人、新しいタイプの蚊に刺された旅行者などは、そのリスクが高くなります。
また数は少ないですが、アナフィラキシーショックを起こしてしまう人もいます。
アナフィラキシーショックを起こすと、呼吸困難が起こったり、気を失ったり、最悪亡くなってしまうこともあります。
もしアナフィラキシーショックを起こした場合は、すぐに病院に連れていくことが重要ですが、自己注射が可能なエピネフリンがあると、症状を緩和させることができます。