最近は、海外を訪れる日本人の増加などに伴って、今まで無縁だった病気が一気に広まったり社会的な脅威になったりするケースが目立っています。
その一つが蚊が原因の病気の発症です。
ニュースでも報道され、蚊の発生源の撲滅に躍起になった時期があるデング熱は、辛い頭痛や目の痛み・38度以上の発熱が症状の特徴ですが、デング熱を繰り返すと、重症化し、最悪の場合は命を落とす可能性が出てきます。
デング熱と同様、最近になって感染が広がったジカ熱は、妊婦さんが感染すると胎児が生まれつき頭部が発達しない小頭症として生まれてくる危険性が高くなるだけに、自分が発生源とならないよう注意したいものです。
そのためには、特に蚊の発生が報告されている地域に行かなければならない場合、できるだけ蚊に刺されないよう虫除け剤などを使用するとよいでしょう。