気が付くと大量発生しているコバエは、単体の寿命は1ヶ月程度しかありません。
死んでしまうまでの期間が短いのであればすぐにいなくなるのではないかと思うかもしれませんが、寿命が短いということは一生のサイクルが早いという意味でもあります。
その中にはもちろん子孫の繁栄も含まれています。
コバエは一度に数十個の卵を産み、それが孵化した後で1ヶ月で成長しきります。
そのため少しの期間だけでも、ネズミ算式に増えてしまいます。
したがってコバエを退治したい場合は寿命を迎えて自然といなくなってくれることを期待してはいけません。
すでに成長して卵を産むことができる個体を駆除することはもちろん、卵を産まないような環境作りも大切です。