日本国内には約100種類もの蚊が生息しており、世界では実に3000種類もの蚊が確認されています。
しかし、実際に国内でよく見かけるのは「アカイエカ」「ヒトスジシマカ」「チカイエカ」の3種類です。
この中でいわゆるヤブ蚊と呼ばれているには、ヒトスジシマカです。
アカイエカの特徴は、腹背部が橙色がかっていることです。
体長は約5.5㎜ほどでヤブ蚊よりも少し大きいです。
チカイエカは体長が5.5㎜ほどで、腹部背面の各節に白帯があるのが特徴です。
ヒトスジシマカの特徴は、体長が約4.5mmと他の蚊よりも1㎜ほど小さく、黒い体色に白い縞があり、胸部の背側に白色の縦線が1本入っています。
なお、いずれの場合も刺すのはメスだけです。