日本には実に約130種類ものムカデが生息しています。
不快害虫として嫌われることの多いゲジもムカデの仲間です。
短めの体に、非常に長い脚を持つのがゲジの特徴です。
毒は弱く、人を咬むことはまずありません。
ゴキブリなどを捕食するため益虫でもあるのですが、見た目のせいで嫌われやすいある意味かわいそうな存在です。
ジムカデの仲間はその名の通り地中、あるいは朽木の中に住んでおり、人家に入ってくるようなことはまずありません。
ゲジとは対象的に細長い体と短い脚を持ちます。
そのニョロニョロした姿はまるでミミズのようです。
イシムカデの仲間は小型で体が短く、一番後ろの脚が長めなのが特徴です。
他の大型のムカデに捕食されることもあります。