ダニと聞くと布団などに潜んでいる生き物を想像されるものですが、人間が日常生活をおくるなかで遭遇することがあるダニの種類は全体のうちのほんの僅かです。
日本国内だけでもダニは2,000種類は生息しているといわれており、その多くは土の中で生活しているため人間が遭遇することは滅多にありません。
また、ダニは人間にとって有害であるというイメージが広く共有されていますが、本当に有害である種類はほんの僅かです。
2,000種類の中には、名前にダニという言葉が使用されていない仲間が存在します。
その一つが、幼虫がネズミなどに寄生しているツツガムシとよばれる生物で、日本国内では100種類生息していることが報告されています。