カツオブシムシの仲間の中でも、家の中で見かけることが多いのがヒメカツオブシムシとヒメマルカツオブシムシです。
この2種類は似たような生態を持っています。
成虫は花粉や花の蜜を餌としており、主にキク科の植物を好みます。
ガーデニングをしている方の中には、花に集まる姿を見たことがある方も多いでしょう。
問題は幼虫です。
その名の通りかつお節などの乾物を食害することもありますがそれだけではなく、絹や毛糸といった動物性繊維でできた衣類も食べてしまいます。
また、ヒメマルカツオブシムシに関しては植物性繊維を食べることもあるためより被害が出やすいです。
成虫は春から夏にかけて発生します。
家の中に入られると卵を産み幼虫が発生する恐れがあるため、洗濯物などにくっついていないかよく確認することが望ましいです。