日本に生息しているとされるカツオブシムシは根絶されたのを含むと19種類で、衣類に発生し線維を食べる害虫ですが衣類を食べるのは幼虫だけで、他にも昆虫の死骸や乾燥食品にも発生します。
代表的なのは2種類です。
一つはヒメマルカツオブシムシで、1年中活動し体長は2.5~3mm程度で黄色や黒、白色の毛が体全体を覆っていて、ウールやカシミヤなど毛織物や絹や朝など植物の繊維、鰹節や煮干しなどの動物系の乾燥食品などにわきます。
もう一つは、ヒメカツオブシムシでこちらも日本全国にいて活動も1年中、体長は3.5~5.5mm程度の黒色で楕円形の甲虫です。
絹や麻などの繊維、毛織物などのいるや乾燥食品、虫の死骸など噛む力も強く包装された食品にも袋を破り侵入されたりします。
成虫になると見た目が違いますが活動期間やえさなどはほぼ同じです。