暑い夏の夜、蚊の羽音で安眠を妨げられたとか、吸われた所がどうしようもなく痒くて掻きむしってしまったという人は多いことでしょう。
時には蚊を媒介とする病気が人の生命を脅かすこともあるため何らかの対策をしている人は少なくないかもしれません。
日本にいる蚊の種類は100程になります。
その中に人や動物に寄ってこない種類もいます。
これを「珍しい」と思うかもしれませんが、実は吸血する方が少なくおよそ20種です。
その種類でも産卵期のメスに限られています。
産卵に必要なのです。
ところで蚊の幼虫であるボウフラは水の中で育ちます。
そのためバケツに水を入れたまま屋外に置かないなどの対策をしたり、近所に川や池がある所では網戸や蚊取り線香などを使って対策しておくことが肝心です。
中には海の潮だまりで育つ珍しい種類もいます。