日本にいる紙魚の種類は14種が知られていて屋内で見つかるのはシミ科の4属8種です。
日本在来種のヤマトシミは屋外では見られず、体長は1㎝弱ぐらいで触角、尻尾には縞模様がなくて脚にも色素模様がありません。
腹部がやや太いので太く見えます。
セイヨウシミは背中のけが1本ずつ生えていて2本の触角の間が直線的で丸くなく、触角・尻尾には縞模様がなく、脚にも色素模様がないです。
腹部第10節の長さが横幅より少し長く、北海道で問題になっているのもこれです。
オナガシミは九州と沖縄、小笠原で確認されていて屋外では見られず、体長は15㎜と大型です。
しっぽにぼんやりした縞模様があって脚には色素模様がないです。
絶食状態で約10ヶ月生存した記録もあり、至適温度は25℃です。