ムカデに噛まれると、激しい痛みが生じたり赤く腫れるといった症状が出ます。
しびれや痒みなどの症状が出ることもありますし、アナフィラキシーショックを引き起こすことがあります。
蜂に刺された時にアナフィラキシーショックを起こすことはよく知られていますが、ムカデの毒は蜂の毒と成分が似ているのです。
ムカデの顎にはヒスタミンやセロトニンといった成分が含まれる毒があり、噛まれることでその毒が体の中に注入されます。
人の体はそれによってアレルギー症状を起こし、蕁麻疹が出たり呼吸が苦しくなったりすることもあります。
噛まれる回数が多い程毒の量も多くなるので、症状が悪化してしまいます。
また、アナフィラキシーショックが起こると、最悪の場合には死亡してしまうケースもあるようです。